ダイエットの大敵の空腹と戦え!満腹ホルモンレプチン!
投稿日:2018/08/21
カテゴリー:新着ブログ
ダイエットを行うには筋力トレーニングと食事のコントロールが大切!!
今では当たり前のように様々な食事コントロールを行いながら、筋トレを頑張る方が増えてきました。
ダイエットは食事のコントロールをしないと痩せない!というのは皆さんご存知だと思います。
ただ、
お腹減りません( ;∀;)?
空腹感を抱えたままのダイエットはなかなかうまくいかず、挫折しますよね?
何とか空腹感をコントロールしたい!なんて思いませんか?
空腹感を感じない→満腹感ですよね?
満腹を感じさせるのが今日のテーマ!
「レプチン」
です!
こいつがうまく働いてくれたら満腹感満載でハッピーに体重をコントロールできるわけですよ。
空腹を我慢すれば痩せる!!!!
空腹を我慢した末に起こるのは、身体のパフォーマンスが下がり、不機嫌にし、疲れさせる。さらには、食べたい欲求が、硬いはずの食べないという意思を突き破って、ダムが決壊したように食べてしまう・・・
あー、私が意志が弱い軟弱ものなんだ・・・( ;∀;)
そんな風に思う事ありません?
そんな経験ありません?
ホルモンが空腹を感じさせている!?
空腹はシンプルな衝動で、人間を餓死させないためのセーフティーネットなんです。
強力に作用してくるはずです。体の目的はダイエットではなく、生命維持ですから。
我慢して勝てる相手ではありません。というか、戦えば戦うほど、空腹感に振り回され、戦い疲れて降伏するのがオチです。
意思が弱いから空腹に負けるのではなく、戦うことが間違いなのです。
あなたのダイエットの失敗は意志が弱いからではないのです!!
空腹感はホルモンによって感じさせられています。主には対立する二つのホルモンで、
胃壁の細胞で生成されるグレリンというホルモンは空腹感をオンにして、満腹感をオフにする。
逆に脂肪細胞から生成されるレプチンというホルモンは逆に満腹感をオンにし、空腹感をオフにする。
栄養素を見極めろ!!
さて、それでは空腹感と戦わず友達になるために、まずは栄養によって空腹感を強めるものと抑えるものがあるのを知りましょう!
小腸は、タンパク質を見つけると、レプチンに満腹感を発動させます。
膵臓は腸内の脂肪を探知すると、グレリンンが満腹感をオフにするのを妨げるホルモンを出します。
それに比べて、フルーツの主要な糖分である果糖は、空腹ホルモンのグレリンのスイッチオフが他のどの食品よりも苦手です。
つまり、高たんぱく質、高脂質、低糖質の食事は空腹感をコントロールしやすくなります。
エネルギーが足りなければグレリンのスイッチが入り、適切な量摂取すればレプチンがオンになる。安心して食事を楽しむことができます。
レプチンとは
そんなダイエットの味方!レプチンについて紐解いてみましょう。
レプチンは脂肪細胞から作られ、エネルギー消費、食欲をつかさどる満腹ホルモンです。
レプチン抵抗性
1994年に発見され、レプチンの値は体脂肪率に比例するので、太っていればいるほど、体内のレプチン量は多くなります。
体内に長期間高濃度のレプチンが循環することで、レプチンを絶えず浴びている脳は満腹だと感じれなくなります。
これをレプチン抵抗性といいます。
ナス科の野菜に含まれるレクチン
その他、ナス科の野菜に含まれることの多いレクチンを多く摂取したり、果糖の大量摂取による中性脂肪の増加もレプチン抵抗性をつくります。
中性脂肪はレプチンの輸送を阻害します。
食べ過ぎによるレプチン抵抗性
食べ過ぎた時はレプチンが食欲を抑えるために大量に分泌される。この過食を繰り返すとレプチン抵抗性が出来て、満腹中枢が馬鹿になる。
濃い味に慣れてると薄味を食べたときもっと濃くしたいと感じるのと同様です。
脂肪酸のバランス
その他、脂肪酸のバランスも重要です。オメガ6系脂肪酸の取りすぎで細胞膜が固くなり、細胞の外側の細胞膜を通れず、レプチンが細胞の中に入れない。結果、レプチンが効かない
オメガ3系脂肪酸を増やして細胞膜を柔らかくしよう。
レプチン感受性を高める!
レプチン抵抗性が満腹感を破壊し、過食→肥満の加速につながることは理解できる。では、どうすればいいのか?
レプチンに敏感な身体を作れば本当に身体が栄養を必要な時に、お腹がすくようになります。
その為には、果糖を制限し、レクチンの摂取を控えるとともに、ファスティングを生活に入れるといいでしょう。
ファスティング中にレプチンは低下し、食後には中央値に戻る。
レプチンの感受性を高めるファスティングについてはまた後日詳しくお話します。
まとめ
空腹感に負けるのは意志が弱いからではなく、食べる内容が間違っているのだということ。
今一度、口に入れるものの種類も考えてみませんか?