体脂肪を抑制する栄養素4
投稿日:2019/12/21
カテゴリー:サプリメント
こんにちは!パーソナルトレーナーの中川です。
本日は体脂肪を抑制する栄養素4です。
カプサイシン
カプサイシンは、香辛料などに使われる唐辛子の辛み成分です。摂取したカプサイシンが吸収された後、血液に入って脳まで運ばれると
アドレナリンというホルモンが分泌されます。アドレナリンの作用によって脂肪分解酵素のホルモン感受性リパーゼが活性化され、脂肪の分解が促進されます。
運動前に摂取すると体脂肪の分解効果が高まります。また、摂取すると体温が上がるため、冬場などは冷えた体の新陳代謝を活発にする効果も得られます。
しかし、胃液の分泌を促して食欲を増進させる作用もあるので注意してください。
難消化性デキストリン
デキストリンはデンプンを加水分解して得られる低分子量の炭水化物。そのデキストリンから抽出した消化されにくい水溶性食物繊維が難消化性デキストリンです。
水溶性食物繊維の一種である難消化性デキストリンは摂取すると体内の水分で粘性をもつため、糖質や脂質に吸着して取り込み、消化吸収されずに排出されます。
糖質や脂質の吸収の少なく抑えるってことによって体脂肪蓄積の抑制に貢献します。
また、難消化性デキストリンを配合したサプリメントの多くは、消費者庁許可による特定保健用食品にも認定されています。
烏龍茶ポリフェノール
烏龍茶ポリフェノール(烏龍茶重合ポリフェノール)は茶葉を半発酵させる過程でカテキン類が結合(重合)した烏龍茶特有の成分で高い抗酸化作用があります。
この烏龍茶ポリフェノールには、小腸で脂肪を吸収しやすいように分解するリパーゼという酵素の働きを邪魔する作用をもち、脂肪と一緒に摂取すると脂肪の吸収を抑制する効果があります。近年は、脂肪の吸収を抑える効果が認められた特定保健用食品として、烏龍茶ポリフェノールを多く配分した飲料が登場して人気となっています。
これで体脂肪抑制する栄養素シリーズは終わります(^▽^)/
また追加で出すかもしれないので楽しみにしててください。