脂質の種類と特徴について
投稿日:2019/11/05
カテゴリー:中川 雄翔
こんにちは!パーソナルトレーナーの中川です。
本日は脂質の種類と特徴についてお話させていただきます。
脂質の重要な役割
脂質は、体脂肪(皮下脂肪、内臓脂肪、血中脂肪)として体内に蓄えられる貴重なエネルギー源です。
蓄えられるエネルギー源は糖質より多く、体脂肪は人間にとって欠かせないエネルギーの貯蔵庫となっています。
体脂肪の中では、血中脂肪が皮下脂肪や内臓脂肪より優先的にエネルギー源として利用されます。
体内に脂肪が増えすぎると肥満や疾病につながることから、脂質は悪いイメージをもたれていますが、
ホルモンや細胞膜などの材料であり、生体を構成する重要な役割も担っているため、
適量の摂取は不可欠です。
中性脂肪とコレステロール
脂質は大きく分けて単純脂質、複合脂質、誘導脂質に分けられ、いずれにも属さないものも一部あります。
単純脂質は、グリセロール(アルコール)と脂質の主成分である脂肪酸が結合したもの。
食物の中に最も多く含まれている脂質である「中性脂肪(トリアシルグリセロール)」は単純脂質に属します。
食事で体内に取り込まれた中性脂肪は脂肪酸に分解されてエネルギー源となり、余剰分が体脂肪となります。
複合脂質は、単純脂質に糖やリン酸が結合した脂質で、水にも溶ける性質をもち、脂質などを血液内で運ぶリポタンパク質の材料などになっています。
誘導脂質は、単純脂質や複合脂質から生成される化合物。主な誘導脂質は、単純脂質や複合脂質から生成される化合物。
主な誘導脂質には、「脂肪酸」と「コレステロール」があります。
脂肪酸は、脂質の主成分でエネルギー源や細胞膜などの材料として使われる。
炭素の結合状態などによって性質が異なり、体への作用も異なります。
コレステロールは、筋肉の成長に関わるテストステロン(男性ホルモン)などの性ホルモンや副賢皮質ホルモン、ビタミンDなどの合成材料。
必要量の70%~80%は体内で合成され足りない部分を食事から摂取しています。
今回は少し難しい話にはなりましたが、要するに脂質は体に必要な栄養素なので適量とってください。
僕自身脂質をとることにとても抵抗があったのですが、取り出してからは体の調子もいいです。(^▽^)/
次回の投稿もお楽しみに!