体脂肪を抑制する栄養素3
投稿日:2019/12/14
カテゴリー:サプリメント
こんにちは!パーソナルトレーナーの中川です。
本日は体脂肪を抑制する栄養素のシリーズ3弾です。
フォルスコリン
フォルスコリンは、インドにおいて古くから滋養強壮の目的で使用されてきたシソ科の植物のコレウス・フォルスコリンに含まれている成分。
フォースコリンとも呼ばれています。主に体脂肪を脂肪酸へと分解する作用に貢献。脂肪酸になることで体脂肪はエネルギー代謝されます。
摂取したフォルスコリンは、細胞内にあるアデニル酸シクラーゼという酵素を活性化し、cAMP(環状アデノシンーリン酸)という物質を合成。
このcAMPに脂肪の分解を促進する作用があります。
食材から摂ることは難しいため、サプリメントで摂取することをオススメします。
共役リノール酸(CLA)
共役リノール酸は、共役二重結合という分子構造をもつリノール酸(不飽和脂肪酸)の異性体。略称でCLAとも呼ばれます。
共役リノール酸には、脂肪細胞の中にあるホルモン感受性リパーゼという脂肪分解酵素を助ける働きがあり、脂肪の分解促進に貢献する。
さらに、リポタンパク質リパーゼという酵素が細胞内に脂肪を溜め込む作用を抑制します。
この二つの働きによって、共役リノール酸は体脂肪の蓄積を抑えることに貢献します。サプリメントがいくつも販売されていますが、
牛乳やチーズといった乳製品や牛肉からも摂取できます。
カフェイン
カフェインはいわずと知れたコーヒー豆、カカオ豆、茶葉などに含まれる成分。主に中枢神経を興奮させる作用や利尿作用があります。
このカフェインには、脂肪細胞の中にあるホルモン感受性リパーゼという脂肪分解酵素を活性化する作用があり、脂肪の分解促進に貢献する。
さらに交感神経を刺激して食欲を抑える作用もあると言われています。また、運動前に摂取するとウォーキングなどの軽い運動でも体脂肪の
分解や代謝がより促進されます。コーヒーやチョコレートから手軽に摂れる利点があり、日本茶では玉露茶がカフェインを多く含んでいます。
次回の投稿の投稿もお楽しみにしてください。
このシリーズはまだ続きます。(笑)