そもそも、なぜ筋トレが必要なのか?
投稿日:2020/11/27
カテゴリー:新着ブログ
皆さんは筋トレをしていますか?もし筋トレをしているなら、それはなぜでしょうか。
「ダイエットのため」
「いつまでも若くいたい」
「かっこいいカラダを作るため」
「競技で良い成績を残すため」
など目的は様々でしょう。
しかし、筋トレの最も大事なところはそこではありません。
今回は、筋トレの必要性を探ってみましょう。
筋トレの必要性
では、筋トレはなぜ行った方が良いのでしょうか。
加齢とともに筋肉量が低下する
筋トレの最大の目的は、筋肉量を増やすということです。
なぜ筋トレをする必要があるかと言えば、加齢によって筋肉量が年々低下してしまうからなのです。
筋肉量は20歳をピークに徐々に低下していきます。
30~40代のうちはその減少が緩やかなため、自覚症状もなく気付くことが少ないですが、50代以降の減少は顕著です。
では、筋肉量が低下するとどのようなことが起こるのでしょうか。
基礎代謝の低下
筋肉量が低下することで、筋力の低下や基礎代謝量の低下が起こります。
筋肉はエネルギーを最も使う組織といえます。
筋肉量が低下してしまえば消費されるエネルギー量も低下し、太りやすい体になってしまうのです。
年を取った時に自立した生活が送れなくなる
筋力の低下はただ単に力が弱くなるというだけでなく、姿勢を維持する筋肉も弱まり姿勢の崩れの原因にもなります。
加齢によって筋肉量が著しく低下することで、筋力低下や歩行スピードの低下、重い物が持てなくなるなどの身体機能が低下する状態を
「サルコペニア」
といいます。
高齢者のサルコペニアは深刻で、介護が必要になる原因になるため現在は高齢者にも筋トレが推奨されています。
また、カラダの状態が悪くなれば、メンタル面にも悪影響をもたらします。筋肉量の低下が原因でどんどん悪循環になってしまうのです。
体が思うように動かなくなる
体を動かしているのは筋肉なので、その筋肉が少なくなれば体を思うように動かせなくなるのは当然です。
そのうえ、体重が増えたりカラダを動かさないことによる柔軟性の低下があれば、更に体は思い通りに動いてくれません。
筋トレをすることで、筋肉量を向上させるだけでなく、筋肉の柔軟性の向上や神経の伝達を改善することができ、思うように動ける体になるのです。
動けるようになれば、日々の疲れ具合も変わってくることでしょう。
おわりに
今回は少し脅かすような内容になってしまいましたが、しっかり筋トレをしていれば、これらの問題はすべて解決することができます。
筋肉量は簡単に増えるものではありません。
筋肉量が減っている自覚症状が出てから、筋肉量を元のレベルまで戻すのは大変なのです。
日頃から筋トレを行い、筋肉量を維持・向上させておくようにしましょう。