ストレートネックについて
投稿日:2017/01/13
カテゴリー:新着ブログ
皆さんこんにちは!パーソナルトレーニングジムGrance(グランス)です。最近では女性に向けてのトレーニング指導にも力を入れており、ピラティスなどのインナーマッスルを使ったトレーニングや姿勢矯正など幅広く提供させて頂いております。
さて、最近では首の痛みや肩こりなどを引き起こすストレートネックがテレビなどで注目されています。今回はストレートネックについてお話していきたいと思います。
ストレートネックとは
まずストレートネックというのは病名ではありません。本来、首は前の方にゆるいカーブを描くように曲がっているのが正常な状態です。ストレートネックとは、本当はゆるいカーブであるはずの首が、何らかの原因で衝撃や重さの負担を分散することができなくなり、首が真っすぐになった状態をいいます。その原因とはどのようなものがあるのでしょうか。
原因
ストレートネックになる原因は、椎間板ヘルニアや交通事故のむちうちなどの原因もありますが、最近では現代人の日常生活の中に潜んでいる事が多いといえるでしょう。首を長時間前かがみにしたり、うつむくような姿勢を長く続けていると、首や背中など頭を支える筋肉が緊張することで筋肉が衰え、首の骨を支えることができなくなりストレートネックになってしまいます。考えられる例は、デスクワーク、読書、スマホなど、どれも前かがみの姿勢のままで、長時間過ごしてしまいそうなものばかりです。特に近年のスマホの普及により、ストレートネックになる人が増加している影響で現代病とも言われています。
症状
1)無症状
ストレートネックであっても無症状で自覚症状のない方もいます。
2)首の痛み
重たい頭を支えるために首や背中の筋肉が緊張することで、首に痛みが起こります。痛みの程度は個人差があり、骨格や筋肉のつき方などによって痛む場所も異なることがあります。
3)肩こり
首の痛みと同様に、筋肉の緊張によって肩こりが起こります。
4)手のしびれ
原因が椎間板ヘルニアなどであれば、首の神経が圧迫されることで手のしびれなどの症状が起こることがあります。
5)その他の症状
頭痛や吐き気、めまいや脱力感などが起こります。頚椎由来の頭痛は後頭部痛、次いで側頭部です。
ストレートネックのチェック方法
1)壁に背中をつけて背筋を伸ばして立ちます。
2)あごを引いた状態で後頭部が壁に接するかどうか確認
※この時に、後頭部が壁に接していない、もしくは頭を後ろへ反らさないと壁に接しない方は、ストレートネックの可能性が高いと言えます。
ストレートネックの改善方法
1)肩甲骨をしっかり動かす
まず両肘を曲げて大きく円を描くように肩を回していきます。肩甲骨を動かすことで緊張している首・背中・肩の筋肉の血流を改善することができます。
2)枕+バスタオルを置く
通常、枕だけであれば首と床の間に隙間が出来てしまい、首の湾曲が保たれていないケースがほとんどです。そこで首の隙間にバスタオルを丸めて挟むだけで首の湾曲を保つことができます。
日常生活をより快適に過ごしていただく為に
PC・スマホが普及している現代社会において、ストレートネックは日々の生活の中で起こりうる状態と言えます。無症状の方もいれば、症状が日に日に悪化される方もいます。違和感かずっとある、痛みはないけどだるさがある、少しでも気になることがありましたら、パーソナルトレーニングジムGrance(グランス)にご連絡をいただければ幸いです。
パーソナルトレーニングジムGrance(グランス)ではお客様のご希望をお伺いしながら、整体、ピラティス、トレーニングの方針を提案させていただきます。出張、店舗両方で対応できますので、ご希望をお申し付け頂ければと思います。