BCAAについて
投稿日:2019/11/11
カテゴリー:サプリメント
こんにちは!パーソナルトレーナーの中川です。
本日はBCAAについてお話させていただきます。
・筋肉を動かすエネルギー源
BCAAとはバリン、ロイシン、イソロイシンという3種類3の必須アミノ酸の総称。
分子構造から分岐鎖アミノ酸とよばれ、筋肉を構成するタンパク質の約35%を占めています。
筋トレや運動でエネルギー源となるグリコーゲンが減少すると、筋肉中のBCAAが筋肉を動かすエネルギー源として消費され
筋肉の分解が進行します。しかし、筋トレ前や筋トレ中にBCAAを補給すると、血液中のBCAA濃度が高まり、筋肉の分解を抑えることができます。また、BCAAは他の必須アミノ酸と異なり、肝臓ではなく直接筋肉で代謝されるため、摂取しても肝臓には負担がかからず、
素早く筋肉に届くといった長所もあります。
BCAAは筋タンパク質の約35パーセントを占めている
筋肉を構成するタンパク質(筋タンパク質)の総アミノ酸量のうち約35%を占めています。
BCAAは筋トレで激しく消費される
筋トレや運動を行うと筋肉に含まれるBCAAが筋肉を動かすエネルギー源として消費される。
肝臓ではなく筋肉で代謝
他の必須アミノ酸と異なり、肝臓を素通りして、素早く筋肉で代謝されます。
・BCAAの多様な摂取効果
BCAAのなかでもロイシンには、筋タンパク質合成を促すシグナル伝達物質m-TOR(エム トール)の働きを活性化させる作用があります。さらに、BCAAを摂取すると疲労物質の育成が抑えられ、疲労の軽減・回復にも効果を発揮します。
ただし、BCAAはタンパク質(動物性タンパク質)に含まれているアミノ酸であり、タンパク質と一緒に摂取できるため、こまめにタンパク質を摂っていれば、BCAAサプリメントは必要ないという考え方もあります。
一回の摂取量は目的や状況で異なりますが、5~10g程度が目安になります。
筋肉を減らさないためにもこのようなサプリメントを活用するのも一つの手です。
次回の投稿もお楽しみにしててください。(^▽^)/