姿勢と筋肉の関係
投稿日:2020/12/01
カテゴリー:未分類
「姿勢の悪さ」でお悩みの人も多いと思います。
いつの間にか姿勢が悪くなっていた…と、姿勢の悪さは悪くなってから気づくものです。
では、なぜ姿勢が悪くなるのでしょうか?
姿勢の悪さは筋肉にあった?筋肉のバランスとは?
姿勢の悪さの原因が「骨がずれている」や「カラダの歪み」だと思っている人はいませんか?
実際には、皆さんがイメージするようなカラダが歪みや骨のずれは起こりません。
本来、骨と骨は靭帯によってしっかり繋がっています。
もし、骨が原因なのであれば、動くだけで痛みが走るはずなのです。
姿勢を整える筋バランス
ほとんどの場合、姿勢の悪さに骨は関係ありません。
筋肉が原因なのです。
姿勢が崩れてしまう原因の大きな理由が、「左半身・右半身」、「上半身・下半身」、「カラダの前面・後面」の筋力や柔軟性の差。
これらの筋肉差のバランスが悪くなると姿勢が崩れてしまうのです。
これらのバランスのことを“筋バランス”といいます。
例えば、「よく脚を組んで座る」「いつも同じ側でカバンを持つ」「座った姿勢を長時間続ける」「同じ側の脚に体重を乗せて立つ」など、日頃の動きの癖によって、少しずつ筋肉のバランスが崩れていってしまうのです。
姿勢を良くするには
姿勢の悪さは改善できるのでしょうか?姿勢を改善するには筋力の強化と柔軟性の向上が欠かせません。
姿勢はなぜ悪くなるのか 改善できるのか
重要なのは抗重力筋
姿勢を整えるためには、「抗重力筋」と呼ばれる筋肉たちを鍛えましょう。
そもそも姿勢が崩れるのは、私たちが重力に対抗して生きているからです。
重力に負けないように立ったり座ったりする姿勢を保つ働きをしているのが抗重力筋なのです。
重力に対抗する筋力が低下すれば、おのずと姿勢は悪くなっていきます。
抗重力筋は複数ありますが、特に鍛えたいのは背中の筋肉「広背筋」と「脊柱起立筋」、お尻の筋肉「大臀筋」、太ももの筋肉「大腿四頭筋」「ハムストリングス」に加え、体幹部の筋肉である「腹筋」です。
また、抗重力筋の柔軟性を高めることも意識しましょう。
抗重力筋は、常に重力に対抗して休むことなく働いているといえます。そのため、緊張が強くなりがちで、筋肉の緊張が強くなれば動きも悪くなり、姿勢の崩れに繋がります。
時間に余裕があるのであれば、抗重力筋だけでなく、全身の柔軟性を高めておくと姿勢の改善に繋がります。
おわりに
姿勢を良くするのもカラダ作り同様、短期間では改善できません。筋トレやストレッチなどを日課にして、良い姿勢を作りましょう。